陶芸館のご案内
陶芸館はおおい町の「きのこの森」にある施設です。
若狭一帯では、六世紀頃から須恵器が焼かれていたといわれています。その古い窯跡がきのこの森で発見されたことを記念して建てら れました。
その後、地元の赤土を材料として、若い陶芸家たちが集まって新たに須恵器を焼き始めました。
陶芸館では、専門の陶芸家たちの指導による、陶芸や絵付けの体験ができます。
各種体験コースに関するご質問・お問い合せはお気軽にお電話ください。
ご利用コースのご案内とご利用料金
今谷焼とは
「今谷」と書いて 「いまだん」 と読みます。
きのこの森が出来る前は田圃でしたが、その当時の土地の名前に由来しています。
若狭一帯の土は鉄分を比較的に、多く含み、とても味わいのある土です。
鉄分が多くなるほど味わいを増すのですが、窯の中での高温に耐えにくくなります。
今谷焼は素材としての土のよさを最大限に活かすべく焼上げます。 またきのこの森陶芸館には薪で焚く窯、登窯と穴窯を備えています。常時は電気を熱源とした窯で焼きますが、年に2~3回ほど、薪による焼成をしています。
薪による焼成は熱の燃料とする薪の灰が高温で作品にかかる事によって出来る自然釉(しぜんゆう)が生まれ電気で焼く窯とは比較にならない程のよい出来映えになることが多いです。
今谷焼「Sakura」シリーズ
磁器土、陶土、もぐさ土をブレンドし、柔らかな見た目と、物質的な強度を追求しました。
ひとつひとつロクロで成形し、そのものが持つ生命力や、力強さを目指しました。
柔らかな色合いは、決して同じものはなく、ひとつの個性として、うつわを彩っています。桜の花を思わせる色合い、料理に合わせやすい形や、大きさは、きっと毎日の生活の中に溶け込んで行くでしょう。
今谷焼「fleuve」シリーズ
流線形のデザインが美しく、機能的にも申し分ないコーヒーカップです。
ロクロで成形した後、変形させ、取っ手の部分を削り込みました。カップと取っ手の一体化により、流れを生み出し、見た目の驚きを与えます。
ロクロで自然に付いた手の跡が、流れるデザインに一役買っています。ソーサーは機械的になりすぎないように、口辺部を波打たせ、変化を持たせています
主な今谷焼販売所(国内)
- ・道の駅うみんぴあ大飯
- ・情報交差点ぽーたる
- ・小浜フィシャーマンズワーフ
- ・小浜森林の水PR館
- ・福井駅前ハピリン2F Kirari 他
SAS ENIS(サス・エニス)について
フランス・パリのショールームを運営しています。日本各地の優れた地域産品をプロモーションし、フランスでの販売や卸へつなげる事業を実施し、日本各地で育まれた多様な文化の発信や地域の ブランディングを推進しています。
商品展示場である「maison wa(メゾン・ワ)」は、日本の商品 を発見してもらうことを目的としたスペースとして2015年オープンし、そのロケーションは、パリ1 区にあり、日本人街サンタンヌ通りからほど近く、日本に関心を寄せるフランス人等が数多く来店されます。
<住所: 8 bis, rue Villedo, 75001 Paris>
https://www.cj-fund.co.jp/investment/project/vol5/
お問い合せ
【 陶芸館 】
TEL: 0770-78-1714 FAX:0770-78-1715
※団体の場合は事前に電話にてお問い合せご予約ください。